やっとメインレイクの亀山湖でエヴォテック社のSE-121000(100Ah)リチウムバッテリー実機の釣行しながらの導入テストが出来ました。
今回の走行データは、ボート装備(エレキ・魚探)の種類や気象条件(気温や風・雨など)により異なり、ご参考程度にして下さい。
初回のリチウムバッテリー感想(インプレ)は、釣りをしながらの移動でエレキ速度を抑えると殆どインジケーターに減りは無いが、エレキ全開100%走行を行うとインジケーターの減りが早い。今後はトーナメント大会に参加している訳でもないので、エレキ全開100%走行はなるべく使わないようにしたい。また、残量のインジケーターで100%から50%まで半分の電池量2/3ぐらいの感じ、50%から電池の減りが早いので50%から0%までは半分の電池量1/3程度の感じで残量を考えて使用すると良いと思います。
★エレキ速度は全開100%は使用しない。
★インジケーター50%はバッテリー容量残り1/3ぐらいと考える。
<リチウムバッテリー釣行 初回内容>
エレキ用にリチウムバッテリーは軽量(半分以下)ですが高額(約13万円)なので購入を躊躇していると思いますので、人柱になり導入記録を書いて行きます。 12Vエレキ3種類の走行テスト、魚探3メーカーで計5台持っているので、複数接続など使用方法などで質問やリクエストがあればコメント等で連絡ください。
但し、2000回以上の耐久テストは、年齢の問題で年20~30回の釣行回数では生きている間に達成できないと思います。
型式:エヴォテック SE-121000 鉛換算容量130A 重量10.1㎏で軽い
日時:2019年6月23日(日) 5:00~15:10 途中でバッテリー切れ
天気:曇り時々雨、気温20~24℃、水温23℃前後、風は0~4m/s程度
ボート搭載:身長174㎝・体重約70㎏小太り、タックル6本(約10㎏?)
エレキ:モーターガイド X3(12V) 55LB 36インチ、ショートマウント遊心
魚探:Lowrance ELITE 9Ti、トータルスキャン GPSでジャネシスMAP作成
朝5:00に釣りスタートで1時間ほどボート屋周辺の水産センターから本湖周りを流しました。
バッテリーの慣らし確認で、水産センター桟橋より本湖を約2~3㎞ぐるりと廻り、表層フィーディングを探して釣りしながらエレキとバッテリーの確認をした。朝6:06より本格的に本湖から折木沢プール方面に移動を開始した。
「図-1.地図 午前の走行」のSマークがスタート地点でGマークが到着地点になり、移動距離は11.532kmです。
リチウムバッテリーのボート走行テスト途中は数か所でキャロ・DS・ビックベイトを流して行く。釣り中は20~30%のエレキ速度でした。
スタート時短の魚探11.8V表示、インジケータは100%でした。
1.午前の移動
8:00に亀山湖最上流部のプールに到着して30分程プール付近でサイトフィッシングをする。サイトではバスを見付けながらゆっくり移動する。
9:00に長崎付近で雨が降り出した。
10:00に猪ノ川のビーバーの巣付近まで移動する。
10:30に医院下の最先端付近まで移動する。
11:00雨が本降りになり亀山大橋下の流れ込みで昼飯休憩する。
11:33にEPSON Wristable GPS時計の電池が切れてGPSログが消えた。
スマートウォッチのGPSログ記録を行うと4時間しか持たない。
この時点でインジケーター70%でした。
午前中の移動距離は約15㎞、ボートのスピードは20~100%で走行した。
電圧が低いため、ボージャー製の鉛バッテリーより体感的にはスピードが出てません。
図-1.地図 午前の走行(赤ラインはEPSON GPS時計ログ)GPSみちびき
2.午後の移動
12:00から本湖に戻り、今度は笹川方面に移動する。
13:00に笹川上流に着いて、本湖の水産センターに戻りながら釣りをして行く。
この時点でインジケーター40%でした。
14:45にインジケーター20%の点滅を確認して、戻れなくなると考えて水産センターに急いで戻る。
15:00に桟橋50m手前で敢え無く電源切れで、全く電源は入らず復帰しなくなる。
ボートにオールを積載していないので、タモに魚探カバーを入れて簡易オール作成して
桟橋に何とか帰着した。
午後はGPSログが取れなかったが、ボートで約12㎞走行したと思います。
最後は電池切れですが、本日は10時間・総移動距離は約27㎞ボートで釣りをしながらスピード20%から100%で流した。「図-2.地図 午後の走行」を参照
使用上の注意:インジケーター20%の点滅になると一気に電源が切れる。(個人的なリチウムバッテリー使用の感想です。)
バッテリーは20%ぐらい残して終了する計画が電源切れまでの過酷テストになった。
今後の教訓は、予備(40Aクラス)をボートに載せるか、残りインジケーター30%になったらスピードをゆっくりと桟橋に戻らないと、最悪はボートが漂流する可能性がある。
図-3.参考:EVOTECバッテリーインジケーターの操作方法
魚探ローランスの電圧計は、スタート時に11.8Vだった。
19:00頃に家に帰り、直ぐ充電して12.4Vで充電が完了しました。
図-4.エヴォテック バッテリー容量と電圧